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お鍋の選び方 ~一人暮らしにおすすめのサイズ・種類・素材・コスパのいいお鍋~

これから一人暮らしをするときに、どんな鍋を揃えたらいいかなとリサーチしている方に向けて、参考になればなと鍋屋の目線から記事にしてみました!
そもそも、一人暮らしが始まるときは、家電や家具そのほかにたくさんのものを用意しなければいけないので、選ぶことがたくさんで楽しくもあり、大変でもありますよね。お鍋は、家電や家具に比べれば用意するリストの上位ではないと思いますが、お安いお鍋でも何年も持つ耐久消費財です。扱いづらかったり、違うのが欲しいなと思っても、壊れてないから買い替える必要はないよねとそのまま使うことがほとんどだと思います。それなら、料理へのモチベーションやテンションを上げてくれるお鍋を使い続けたほうが心も豊かに、きっとお料理もおいしくできるはずです^^
それでは、どんなお鍋を揃えたらよいか見ていきましょう!

サイズ

鍋屋の定説として、一番の売れ筋のサイズは片手鍋は18㎝、両手鍋は20㎝です。これは何十年と変わらないので、このサイズでそろえておけば万能に使えます。最近では片手鍋の18㎝に代わり16㎝の人気も高いです。一人暮らしには、16㎝でも麺類をゆでたり、汁物を作ったりには十分な大きさです。
16㎝または18㎝の片手鍋、20㎝の両手鍋はあれば、基本のお料理は可能だと思います。
〈個人的な感想〉
大学生になるときに一人暮らしを経験しましたが、一人分のお料理をするのは非常にコスパが悪いと感じました。レトルトのソースや一人分の〇〇を湯せんするだけとかなら簡単ですが、カレーをとっても4皿分以上は一度にできるのでそれを朝・昼・夕、翌日分くらいまで食べ続けていました。一人暮らしと聞くと小さなお鍋の方がいいような気がしますが、実際には、一度に作って何食分にもするのがリアルだと思います。なので、あえて小さなお鍋を買うのではなく、基本のサイズをそろえたほうが使い勝手はいいはずです。

左:16㎝ 右18㎝

種類

片手鍋、両手鍋、浅型両手鍋、深型両手鍋、フライパン、天ぷら鍋、蒸し器・・・・
お鍋にもいろいろな形の種類があります。サイズのところで紹介しましたが、まずは片手鍋と両手鍋は一つずつあればたいていのことはできます。基本でそろえた、片手鍋と両手鍋を使っているうちに、ホームパーティーで友達を招く機会が増えたから、卓上で鍋ができる浅型両手鍋を買おうかなや、蒸し料理や炒め物がしたいというように特定の調理をしたい場合には、蒸し器やフライパンを買い足すといいと思います。

〈個人的な感想〉
フライパンですが、鍋屋的にはフライパンはお鍋ではなく“フライパン”というジャンルです。宮﨑製作所では、一つだけフッ素加工のフライパンがありますが、それ以外はステンレスのフライパンです。お料理をもともとしていて、一人暮らしを始める方にはステンレスのフライパンをおすすめしますが、お料理初心者の場合、フライパンはコーティング加工がされている方が扱いやすくおすすめです。ただ、コーティングのフライパンは1年または2年で寿命が来てしまいます。なので、長く使えるフライパンを探す際にはステンレスや鉄製のものを選ぶといいと思います。

素材

鍋の素材も様々です。アルミ、ステンレス、鉄、銅・・・ステンレスの鍋屋だから、ステンレス贔屓に聞こえるかと思いますが、お料理始めたての方にはステンレスの多層鍋が一番扱いやすいと思います。アルミは熱伝導が良く、火が早く通りますが、本当に早く通るのです。ちょっと目を離すと焦げてしまっていたり失敗もつきものです。ステンレス多層の場合、耐久性もありムラなく火が通るので、失敗の少ないお鍋です。銅や鉄はさらに上級者が特定のお料理をするのに向いています。また、ステンレス単層の場合は熱の回りにムラができるのでおいしく仕上げるにはやはりお料理になれなければいけないかなというところです。
声を大にして言います、「ステンレス多層鍋」を基本のお鍋としてそろえていただきたいです!!
〈個人的な感想〉
とはいうものの、「ステンレス多層鍋」はアルミやステンレス単層に比べてお値段が高いのがデメリットです。ただ、初期の購入は高いものの20年30年と使えます。ただの鍋されど鍋です。思い出もたくさん詰まっていくものです。お客さんの中には、一人暮らしの時に買ったお鍋を30年使い続け、今では家族も増えて、家族に向けて毎日お料理をしているというお話も聞きます。お客様の元で物語が紡がれていくって素敵ですよね。

【関連記事】
素材別のメリット・デメリットについてまとめた記事がありますので、よろしければこちらも参考にしていただければ幸いです。
→記事はこちら

コスパのいいお鍋

ここは、自社商品のお勧めになってしまうので、とばしてもらって大丈夫です(笑)
ただ、やっぱり宮﨑製作所のお鍋はめちゃくちゃコスパがいいと思います。クオリティは海外の輸入品並でお値段は半分以下です。

当たり前ですが、鍋のハンドルは緩まないものと鍋をお届けしています。
「ミヤコさん(宮﨑製作所のあだ名)ではそれは当たりませかもしれませんが、鍋のハンドル結構緩むものがたくさんあるんですよ。オブジェは全然緩みませんけど。」とお客さんに教わったことがあります。

また、宮﨑製作所のお鍋はすべて、内側がつるんとしてビスやネジが内側に入っているものがありません。中がきれいに洗えるようにハンドルをそのように溶接しております。それも当たり前と思ってしておりましたが、
「それは、ミヤコさんだからできているんですよ。品質に自信がないとできません。以前別の会社で、ミヤコさんの鍋を見せてこのようにハンドルを溶接したいですとお願いしたら、それは宮﨑さんだからできていることで、品質管理上できませんと言われたことがあります」とお付き合いのあるデザイナーさんに教わりました。

いいお鍋なんだな!とうれしい気持ちになったのでここでご紹介させていただきました。
と費用対効果(コスパ)はとってもいいお鍋だと思っております。

そんな宮﨑製作所のお鍋の中で一人暮らしにおすすめは十得鍋のセットです。フランジをもって両手鍋になり、ハンドルをつければ片手鍋になります。16,18,20㎝がセットになっているので、基本を網羅。また重ねて収納できるので片付け場所もコンパクトにすみます。一人暮らしのキッチンは決して広くはないので収納スペースやコンロでコンパクトに使用できるのはメリット大です。ハンドルがないので、そのまま冷蔵庫に入れても◎!ボール代わりにもなり、無水調理やオーブン調理などお料理に慣れてきたら同じ鍋で調理バリエーションが増えるのもgood!フライパンや蒸し器も別売りであるので、買い足したいときにもシリーズでそろえられます。一人暮らしから家族やパートナーが増えても、ずっとご愛用いただけます^^

十得鍋セット
収納時

→十得鍋商品ページへ

いかがでしたか。わくわくドキドキの一人暮らし、楽しい生活になるようにお気に入りのお鍋が見つかるといいですね♪


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